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ケアマネ試験の合格率の推移|第1回〜第28回の受験者数と合格者数

ケアマネ試験の合格率は、直近の第28回(2025年)で25.6%、受験者50,601人のうち合格者12,961人でした。第1回から第28回までの受験者数・合格者数・合格率を厚生労働省の公表値で一覧にし、合格基準と合格者の職種も並べます。

公開: Findcare求人 編集部

この記事の内容

ケアマネ試験(介護支援専門員実務研修受講試験)の合格率は、直近の第28回(令和7年度、2025年10月12日実施)で 25.6% でした。受験者50,601人のうち、合格者は12,961人です。第1回から第28回までの累計では、受験者3,162,106人に対して合格者781,248人で、合格率はおよそ24.7%になります。

合格率は回によって10%台から40%台まで大きく動いてきました。この記事では、厚生労働省が公表している回ごとの数字をそのまま一覧にし、数字の読み方と、合格の基準の仕組みを説明します。第29回(2026年10月11日実施)の結果は、2026年11月24日の合格発表の後に公表されます。

第1回〜第28回の合格率の一覧

厚生労働省の「介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況」をもとにした一覧です。年度は試験を行った年度です。

回年度受験者数合格者数合格率
第1回平成10年度207,080人91,269人44.1%
第2回平成11年度165,117人68,090人41.2%
第3回平成12年度128,153人43,854人34.2%
第4回平成13年度92,735人32,560人35.1%
第5回平成14年度96,207人29,508人30.7%
第6回平成15年度112,961人34,634人30.7%
第7回平成16年度124,791人37,781人30.3%
第8回平成17年度136,030人34,813人25.6%
第9回平成18年度138,262人28,391人20.5%
第10回平成19年度139,006人31,758人22.8%
第11回平成20年度133,072人28,992人21.8%
第12回平成21年度140,277人33,119人23.6%
第13回平成22年度139,959人28,703人20.5%
第14回平成23年度145,529人22,332人15.3%
第15回平成24年度146,586人27,905人19.0%
第16回平成25年度144,397人22,331人15.5%
第17回平成26年度174,974人33,539人19.2%
第18回平成27年度134,539人20,924人15.6%
第19回平成28年度124,585人16,281人13.1%
第20回平成29年度131,560人28,233人21.5%
第21回平成30年度49,332人4,990人10.1%
第22回令和元年度41,049人8,018人19.5%
第23回令和2年度46,415人8,200人17.7%
第24回令和3年度54,290人12,662人23.3%
第25回令和4年度54,406人10,328人19.0%
第26回令和5年度56,494人11,844人21.0%
第27回令和6年度53,699人17,228人32.1%
第28回令和7年度50,601人12,961人25.6%

数字から読めること

受験者数は第21回で3分の1近くに減った

受験者数は、第1回の207,080人がもっとも多く、第17回(平成26年度)にも174,974人ありました。それが第21回(平成30年度)に49,332人へと大きく減り、その後は4万〜5万人台で推移しています。

第21回からは、受験資格が国家資格等に基づく業務と相談援助業務に絞られ、資格の無い介護職員としての経験では受けられない形になっています。いまの受験資格はケアマネの受験資格で説明しています。

合格率は10%台から30%台まで動く

合格率がもっとも低かったのは第21回の10.1%で、合格者は4,990人でした。反対に、直近でもっとも高いのは第27回(令和6年度)の32.1%で、第4回(35.1%)以来の高さです。第28回は25.6%に下がりました。

直近5回(第24回〜第28回)の合格率を平均すると、およそ24.2%です。受験した4人のうち1人前後が合格する試験といえます。

合格率が回ごとに動く理由

ケアマネ試験は、決まった人数を合格させる試験ではなく、分野ごとの基準点を超えた人を合格にする試験です。基準点は問題の難しさで補正されるため、合格率は受験者の出来と問題の難易度の両方で動きます。

合格の基準の仕組み

試験は60問で、次の2つの分野に分かれています。

分野問題数第28回の合格基準
介護支援分野25問18点以上
保健医療福祉サービス分野35問25点以上

東京都福祉局の公表によると、第28回の基準は「分野ごとに正答率70%を基準とし、問題の難易度で補正した」ものです。2つの分野の両方で基準点を超えることが必要で、合計点が高くても、片方の分野が基準に届かなければ不合格になります。

問題と合格基準は、介護保険法にもとづく登録試験問題作成機関である社会福祉振興・試験センターが作成・決定し、全国共通です。都道府県によって合格しやすさが違うことはありません(都道府県別の合格者数は受験者の数と構成で変わります)。

合格者はどんな職種の人か

厚生労働省の第28回の実施状況には、合格者を受験資格の職種で分けた内訳があります。

職種合格者数割合
介護福祉士8,310人64.1%
看護師・准看護師2,094人16.2%
社会福祉士857人6.6%
理学療法士618人4.8%
作業療法士293人2.3%
保健師245人1.9%
歯科衛生士137人1.1%
薬剤師126人1.0%
その他384人—

合格者のおよそ3人に2人が介護福祉士で、看護師・准看護師が続きます。介護福祉士としての実務を5年以上積んだ人がケアマネを目指す流れが、合格者の数にも表れています。介護福祉士の試験の合格率は介護福祉士の合格率の推移にまとめています。

第29回の日程はケアマネ試験の日程2026をご覧ください。

よくある質問

Q. 第29回(2026年)の合格率はいつ分かりますか。 合格発表の2026年11月24日(火)以降に、都道府県と厚生労働省から結果が公表されます。全国の合計の数字は、厚生労働省の「実施状況」のページに載ります。

Q. 合格点は毎年同じですか。 同じではありません。分野ごとに正答率70%を基準に、その回の問題の難しさで補正して決まります。第28回は介護支援分野が18点、保健医療福祉サービス分野が25点でした。

Q. 都道府県によって合格率が違うのはなぜですか。 問題と基準は全国共通ですが、受験者の職種の構成や人数が都道府県で違うため、結果として合格率に差が出ます。どの都道府県で受けても、同じ点数なら合否は同じです。

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この記事は、公的な資料をもとにした一般的な解説です。制度・金額・日程は改定されることがあります。実際の手続きや個別の事情については、記事の出典の実施機関や、お住まいの都道府県・市区町村、ハローワーク、労働基準監督署などの窓口でお確かめください。