介護福祉士の合格率の推移|第1回〜第38回の受験者数と合格点
介護福祉士国家試験の合格率は、直近の第38回(2026年1月)で70.1%、受験者78,469人のうち合格者54,987人でした。第1回から第38回までの受験者数・合格者数・合格率を厚生労働省の公表値で一覧にし、直近4回の合格点も並べます。
この記事の内容
介護福祉士国家試験の合格率は、直近の第38回(2026年1月25日実施)で 70.1% でした。受験者78,469人のうち、合格者は54,987人です。合格点は125点中64点でした。第1回から第38回までを合わせると、受験者3,025,557人に対して合格者は1,782,141人で、合格率はおよそ58.9%になります。
合格率は、第28回までは50%前後から60%台でしたが、第29回からは70%前後に上がり、第35回・第36回には80%を超えました。この記事では、厚生労働省の公表値で回ごとの推移を一覧にし、合格点の動きと合わせて読み方を説明します。
第1回〜第38回の合格率の一覧
第1回〜第37回は厚生労働省の「介護福祉士国家試験の受験者・合格者・合格率の推移」、第38回は同省の合格発表によります。
| 回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 11,973人 | 2,782人 | 23.2% |
| 第2回 | 9,868人 | 3,664人 | 37.1% |
| 第3回 | 9,516人 | 4,498人 | 47.3% |
| 第4回 | 9,987人 | 5,379人 | 53.9% |
| 第5回 | 11,628人 | 6,402人 | 55.1% |
| 第6回 | 13,402人 | 7,041人 | 52.5% |
| 第7回 | 14,982人 | 7,845人 | 52.4% |
| 第8回 | 18,544人 | 9,450人 | 51.0% |
| 第9回 | 23,977人 | 12,163人 | 50.7% |
| 第10回 | 31,567人 | 15,819人 | 50.1% |
| 第11回 | 41,325人 | 20,758人 | 50.2% |
| 第12回 | 55,853人 | 26,973人 | 48.3% |
| 第13回 | 58,517人 | 26,862人 | 45.9% |
| 第14回 | 59,943人 | 24,845人 | 41.4% |
| 第15回 | 67,363人 | 32,319人 | 48.0% |
| 第16回 | 81,008人 | 39,938人 | 49.3% |
| 第17回 | 90,602人 | 38,576人 | 42.6% |
| 第18回 | 130,034人 | 60,910人 | 46.8% |
| 第19回 | 145,946人 | 73,606人 | 50.4% |
| 第20回 | 142,765人 | 73,302人 | 51.3% |
| 第21回 | 130,830人 | 67,993人 | 52.0% |
| 第22回 | 153,811人 | 77,251人 | 50.2% |
| 第23回 | 154,223人 | 74,432人 | 48.3% |
| 第24回 | 137,961人 | 88,190人 | 63.9% |
| 第25回 | 136,375人 | 87,797人 | 64.4% |
| 第26回 | 154,390人 | 99,689人 | 64.6% |
| 第27回 | 153,808人 | 93,760人 | 61.0% |
| 第28回 | 152,573人 | 88,300人 | 57.9% |
| 第29回 | 76,323人 | 55,031人 | 72.1% |
| 第30回 | 92,654人 | 65,574人 | 70.8% |
| 第31回 | 94,610人 | 69,736人 | 73.7% |
| 第32回 | 84,032人 | 58,745人 | 69.9% |
| 第33回 | 84,483人 | 59,975人 | 71.0% |
| 第34回 | 83,082人 | 60,099人 | 72.3% |
| 第35回 | 79,151人 | 66,711人 | 84.3% |
| 第36回 | 74,595人 | 61,747人 | 82.8% |
| 第37回 | 75,387人 | 58,992人 | 78.3% |
| 第38回 | 78,469人 | 54,987人 | 70.1% |
数字から読めること
受験者数は第29回で半分になった
受験者数がもっとも多かったのは第26回の154,390人で、第22回・第23回・第27回・第28回も15万人台でした。それが第29回で76,323人と、前の回の半分ほどに減りました。その後は7万〜9万人台で推移しています。
合格率は3つの段階に分けて見られる
| 時期 | 合格率のおおよその水準 |
|---|---|
| 第4回〜第23回 | 40%台〜50%台前半 |
| 第24回〜第28回 | 57.9%〜64.6% |
| 第29回〜第38回 | 69.9%〜84.3% |
合格率がもっとも高かったのは第35回の84.3%です。第36回の82.8%、第37回の78.3%と下がり、第38回は70.1%でした。
合格点の推移(直近4回)
合格の基準は、総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上を取り、かつ11の科目群すべてで得点があることです(社会福祉振興・試験センター)。直近4回の合格点は次のとおりです。
| 回 | 実施 | 合格点(125点満点) | 60%との差 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 第35回 | 2023年1月 | 75点 | ±0点 | 84.3% |
| 第36回 | 2024年1月 | 67点 | −8点 | 82.8% |
| 第37回 | 2025年1月 | 70点 | −5点 | 78.3% |
| 第38回 | 2026年1月 | 64点 | −11点 | 70.1% |
125点の60%は75点です。第35回はちょうど75点でしたが、第38回は64点まで下がりました。合格点は、その回の問題が難しいほど低く補正されます。ただし、合格点が低い回ほど合格率が高くなるとは限りません。第38回は合格点が4回の中でもっとも低い64点でしたが、合格率も70.1%と4回の中でもっとも低くなりました。決まった割合を合格させる試験ではなく、基準点を超えた人を合格にする試験なので、合格率は問題の難しさと受験者の出来の両方で動きます。
第38回からはパート合格が加わった
第38回からは、全体で合格点に届かなくても、A・B・Cのパートごとに基準点を超えれば「パート合格」になる仕組みが加わりました。第38回のパート合格者は、Aパート3,935人、Bパート1,509人、Cパート6,181人で、この人たちは上の表の合格者54,987人には含まれていません。仕組みは介護福祉士のパート合格で説明しています。
なお、第36回までは、実技試験を受ける必要がある人向けに実技試験の合格基準も設けられていました。第37回からは筆記試験だけです。
次の第39回は2027年1月31日(日)に行われます。日程は介護福祉士試験2027の日程にまとめています。介護福祉士として実務を積んだ後にケアマネを目指す人は、ケアマネ試験の合格率もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. 介護福祉士試験の合格点は毎年何点ですか。 毎年違います。総得点125点の60%程度を基準に、問題の難しさで補正して決まります。直近4回は75点・67点・70点・64点でした。
Q. 第39回(2027年)の合格率はいつ分かりますか。 合格発表の2027年3月23日(火)の午後に、厚生労働省と社会福祉振興・試験センターから公表されます。
Q. 合格率が70%ほどなら、勉強しなくても受かりますか。 合格率は受験者全体の結果で、一人ひとりの合否は点数で決まります。合格点を超えることに加え、11の科目群すべてで1点以上取る必要があり、苦手な科目群を0点のままにすると総得点が足りていても不合格になります。
出典・参考にした一次資料
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介護職/ヘルパーの求人を見るこの記事は、公的な資料をもとにした一般的な解説です。制度・金額・日程は改定されることがあります。実際の手続きや個別の事情については、記事の出典の実施機関や、お住まいの都道府県・市区町村、ハローワーク、労働基準監督署などの窓口でお確かめください。