固定残業代(みなし残業代)を書く
賃金に固定残業代(みなし残業代)を含む求人の書き方です。チェックを入れると出る 4 つの欄と「超える分を追加で支給」のチェック、公開ページでの出方、最低賃金の確認との関係を説明します。
操作できる人管理者・編集できる人(見るだけの人は入力できません)
この記事の内容(5 項目)
一定の時間分の時間外労働の賃金を、実際の残業の有無にかかわらず固定で払う「固定残業代(みなし残業代)」がある求人では、その内訳をすべて求人に示すことになっています(指針第 3)。「賃金」の枠の「固定残業代(みなし残業代)があります」にチェックを入れて書きます。

入れかた
- 「賃金」の枠で、「固定残業代(みなし残業代)があります」にチェックを入れます。下に欄が出て、「基本給(諸手当を除いた額)」の欄は消えます。
- 「固定残業代を除いた基本給」に、固定残業代を含まない基本給の額を入れます。
- 「固定残業代の金額」に、固定残業代の額を入れます。
- 「相当する時間数」に、固定残業代が何時間分の時間外労働に当たるかを入れます(1〜200)。
- 「計算方法」に、固定残業代の額の出し方を書きます(300 文字まで)。欄には「例)基本給 200,000 円 ÷ 月平均所定労働時間 160 時間 × 1.25 × 20 時間 = 31,250 円」と薄く出ています。
- 「固定残業時間を超える分の割増賃金を追加で支給します」にチェックが入っていることを確かめます。新しい求人では、はじめから入っています。
5 つとも必須です。「賃金額の下限」と「賃金額の上限」は、固定残業代を含む提示額のまま入れます。
「超える分を追加で支給」のチェック
チェックの下の説明は「超える分を支給しない取り決めは労働基準法に反するため、チェックが無いと公開できません(指針第 3)。」です。固定残業時間を超えて働いた分は、別に割増賃金を払う必要があります。このチェックを外したままでは公開できません。
公開ページでの出方
公開ページの募集要項の表には、「賃金」の行とは別に「固定残業代」の行ができ、次の内訳が「/」で区切って出ます。
- 基本給 〇〇円(固定残業代を除く)
- 固定残業代 〇〇円(時間外労働 N 時間分)
- 「計算方法」に書いた内容
- N 時間を超える時間外労働分は、別途、割増賃金を支給します
最低賃金の確認
固定残業代は、最低賃金に算入できません。そのため、固定残業代がある求人では「固定残業代を除いた基本給」を時間額に直して、最低賃金と比べます(最低賃金の確認のしくみ)。
固定残業代をやめるときは、チェックを外し、出てきた「基本給(諸手当を除いた額)」の欄に基本給を入れ直します。
うまくいかないとき
| 出るメッセージ | 理由と対処 |
|---|---|
| 固定残業代を除いた基本給の額を入力してください。 | 欄が空です。 |
| 固定残業代の金額を入力してください。 | 欄が空です。 |
| 固定残業代が相当する時間数を入力してください。 | 欄が空か、1〜200 の範囲にありません。 |
| 固定残業代の計算方法を入力してください。 | 欄が空です。 |
| 固定残業時間を超える分の割増賃金を追加で支給する旨に、チェックを入れてください。追加で支給しない取り決めは労働基準法に反します。 | チェックが外れています。 |
くわしくは固定残業代の欄で止められるにまとめています。
この記事の画面は 2026年9月27日 時点のものです。画面の文言や配置が変わっている場合は、左の目次(スマホは上の「目次」)から新しい記事を探すか、上の検索窓に画面の文言を入れてみてください。記事で解決しないときは、「苦情・相談の窓口」からお知らせください。